
昨夜は大神島に渡る近くの部落島尻でパーントウがあった。
ただいま、制作に一生懸命なので、どうしようかなぁ~~って、随分、迷って…
「来年の楽しみにしようかなぁ~」って言っていたら、
「そんなこと言ってたら、来年も、そう言ってますよぉ~~」と言われ、
"確かに!!"と思い出かけた♪
小さな島のこと、車で20分のあれば着いちゃう。
相変わらず、写真の下手な私で、そのうえアナログで、まだ写メのフラッシュが分からず…
何が何だかわからない写真ですが・・・
聞いたところによると、
部落にある井戸の中の泥をすくい上げ、
3人の人が体中に泥を塗りたくってお面をかぶりパーントウになり、
部落の人に泥を付けまわり、厄除をするという。
街燈も夜店も何もない小さな部落で、どこからともなくパーントウが現れて、みんなを追いかけまわす。
"厄除"なので、子供のいる親は泣き叫ぶ子供をパーントウに差し出して、泥を塗ってもらう。
ぎゃ~ぎゃ~泣き叫ぶ子供、キャ~キャ~逃げ回る人。
車も家もパトカーさえ泥を塗られ、みんなで厄除け。
どろどろの大きなパーントウは本当に怖い。
怖がりな私は、人様のベランダに逃げ込みひっそり高みの見物。
べっとりぬられて、半泣きな幸之介の泥を少しお裾分けしてもらって、厄除♪
暗い部落で、行われる怖いお祭り。
なんとクリエイティブ。
きっと、昔、何かの災害とか、何かがあって、厄除したいと思った時に、
部落で一つの大事な井戸の泥だったのかなぁ~~
初めてこのパーントウが生まれた日を見てみたい衝動に駆られたこわ~~いこわ~~い夜でした。
"良い子は早く寝ないとパーントウが来るよぉ~~"
島の親のお約束です。